地域防災協議会

はじめに

昭和46年の高圧ガス取締法に基づく一般高圧ガス保安規則等の改正により、一定量以上の可燃性ガス、毒性ガス、および酸素を移動する場合には、移動計画書の提出、移動中の事故の応援を受けるための確認を受けることが必要となり、これに対応して、各県に地域防災協議会を組織し応援体制を確立するよう行政指導がなされました。このため、昭和47年6月に愛知県高圧ガス安全協会は、プロパンガス協会(当時)と共に愛知県高圧ガス地域防災協議会を設立しました。
 以後50数年間高圧ガスの移動に係る事故等の応援活動、また毎年事故等の不測の事態に備え、災害の拡大防止のための知識・技術・技能の向上に資するための訓練を実施しています。

協議会の概要

名称 愛知県高圧ガス地域防災協議会
所在地 愛知県高圧ガス安全協会事務局内(一般高圧ガス)
設立 昭和47年6月
役員体制 会長1名、副会長2名、理事10名、監事2名、計15名
目的 本協議会は、愛知県における地域防災体制を確立することにより地域内の高圧ガスの移動に係る
災害の発生に対する適正な処置と当該災害の拡大防止に資することを目的とする。
防災事業所数 113事業所 (防災事業所名簿は会員専用ページに掲載)

令和4年度活動報告

令和4年度愛知県高圧ガス移動防災訓練を実施しました。

開催日時 令和4年10月19日(水) 午後1時30分から午後3時30分まで
開催場所 新城総合公園競技場(新城市浅谷ヒヨイタ40番地)
主催 愛知県、愛知県高圧ガス地域防災協議会
協力機関 愛知県新城警察署、新城市消防本部
訓練内容

1) 訓練
  ①液化酸素タンクローリ事故発生時の通報及び応急措置訓練
  ②水素ガスの燃焼実験
  ③空気呼吸器装着の実演及びアンモニアガス漏えい処置訓練並びにモノシランガスの疑似爆発実験
  ④アセチレンガス容器の消火訓練及び逆火防止器作動実験
  ⑤正しい容器積載方法の実演及び液化石油ガス容器バルブからのガス漏えい閉止訓練並びに
   液化石油ガスの燃焼実験・消火実験

2) 展示
  ①液化石油ガス用供給機器類展示
  ②液化窒素の展示観察及び液化窒素・ドライアイスによる体験実習

参加人数 300名
  • 出火に備え消火体制を敷きながら応援隊による応急措置実施(訓練①)出火に備え消火体制を敷きながら応援隊による応急措置実施(訓練①)
  • 火を消すには、近づけて真横から消火剤を噴射(訓練②)火を消すには、近づけて真横から消火剤を噴射(訓練②)
  • 消防隊員による空気呼吸器の装着模範演技(訓練③)消防隊員による空気呼吸器の装着模範演技(訓練③)
  • アセチレンガス容器の激しい燃焼と消火活動(訓練④)アセチレンガス容器の激しい燃焼と消火活動(訓練④)
  • アセチレンガス容器の激しい燃焼と消火活動(訓練④)
  • 容器積載方法の実演(訓練⑤)容器積載方法の実演(訓練⑤)

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